無目的室
- Shunsuke Kato
- 2018年4月27日
- 読了時間: 1分
更新日:2018年5月24日

1年ほど前に仕事で作成した保育室のパースを作り直してみました。
保育室のような多目的に使用できる部屋は、
設置される家具等がほとんどないので入力作業は実に少ないです。
ただし、こういった密度の薄いパースは、
殺風景な仕上がりになってしまいがちなので
人物やおもちゃを置くなどの工夫が必要です。
「多目的室=無目的室」とよく言われるように、
用途を限定しない空間は、ただの伽藍堂と化します。
パース作成においても同じことで、
使用目的と使用者のリアルな姿を想定して制作しないと同じ現象が起り、
死んだ「絵」になってしまいます。
そして、幼児を預かる施設で最優先される計画は、
「日照の確保」と明るくスッキリとした室内の空気感です。
当然のように、パースにも爽やかな光の演出とイメージが求められます。
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